経験談

元塾講師のつぶやきブログ

加点主義の教育を

自分でも強く認識する性格があります。

天邪鬼

私はそうだなーと思います。

したしい仲の人には、少し意地悪したくなってしまいます(笑)
たまにやりすぎたなって反省もします。。。

慣れてきた間柄になると、なんだかその人のいたらないところとかに目がいってしまいます。

教育や子育てもそうだなって思います。
子どもが小さいときは
「あんよが上手。あんよが上手。」
少しでもできるようになったことを満面の笑みで迎えていた。
幼稚園のときに一生懸命描いた、さほどうまくもない絵を(笑)
「とっても上手ね!」
って言っていた。

でもいつしか
「宿題やったの?」
「なんで片づけられないの?」
とか、否定的な減点主義な見方が多くなってきます。

子どもはいつでも親にほめて認めてもらいたいものだと
この指導経験の中でも感じていました。

私自身も長く指導している生徒に対して、認めてあげる場面よりも、どこか指導しなくてはならない点ばかり探してしまう瞬間がありました。
そんな時は、一度深呼吸です。

子どもの自己肯定感を高めるためには減点主義ではなかなかうまくいきません。
自信が育たないからです。
ひどいと無気力になってしまいます。

とはいっても、思春期を迎えたわが子にいまさら
気恥ずかしいときもあります。

そんな時は
お疲れ、よくやったねなどのねぎらいの言葉だけでも大きな力になります。
または、信頼できる第3者を利用するのも手です。

子どもたちがみな、夢希望を語り、一生懸命楽しめるように育てていきたいなって思います。