経験談

元塾講師のつぶやきブログ

努力とコミュニケーションが鍵!中学生の内申点アップ法

4月から中学3年生になるのであれば、気になる事柄だと思います。
塾生の中には毎年飛躍的に内申点を上げる生徒が多くおります。

共通点は2つです。
・テストの点数を飛躍させる
・担当教師に聞きに行く

どの学年でもこの2つが重要です。

英語は積み上げ型の教科なので、少し労力かかりますが
それ以外の教科はこれから習う単元を徹底して学習すれば、点数を飛躍的に上げることは可能です。

担当の教師に聞きにいくというのは、ストレートに自分に何が足りないかを聞くことです。
聞いたことを実行にうつし、がんばっていれば教師の印象もよく内申は上がりやすいです。
やはり、内申は一定以上印象点ですので好印象を持たせることは大事です。

1学期の内申点があがれば、地域の進学校合格に大きく近づきます。

目標達成への工夫

どこかで武井壮さんが
「22日続ければ習慣になる」
と話していたのをきっかけに、3月1日よりランニングをしています。

といっても、短い距離で無理せずですが。

あと1週間ちょっとで3週間になるので、このままがんばります。

さて、これには科学的根拠もあります。
インキュベートの法則というものがあります。
物事、21日間続けることができれば無意識にできるようになる。
つまり習慣化されるというものです。

脳は現状維持が心地いいので、新しい習慣ってなかなか手にできません。
でも3週間がんばれれば、それが「現状維持」になるということです。

もし慣れてきたら、ハーフマラソンとかにでてみたいです。

とはいっても、モチベーションをその3週間保つことが難しいと思うのです。
私が今工夫していることは
走ったらカレンダーに赤で〇をつけることです。
そんな些細なことでも刺激になって、少しばかり達成感を感じられます。

他にも目標を達成させるコツとして
・宣言する
・仲間を集う
こんなこともよいです。

とにかく、フルマラソン1回でれるぐらいを目標にします(笑)

教育の機会均等性の喪失と地域格差の広がり

資本主義だから仕方がない
そう思います。

福沢諭吉学問のすすめでは

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり。
・・・・されば前にも言えるとおり、 人は生まれながらにして
 貴賤・貧富の別なし。 ただ学問を勤めて 物事をよく知る者は貴人となり富人となり、 無学なる者は貧人となり下人(げにん)となるなり。」

身分や性別などによって、機会の不平等はあってはならない。
だけど、勉強するしないで結果は平等ではないぞ。

そういうことです。

日本の平均年収は下がってきて、最近では上がってきています。
これは中央値もそうです。

しかし、日本の家庭の6割以上は平均年収以下で暮らしている現状があります。
つまり格差が広がっているということです。
日本は社会保障がしっかりしているので、それでも暮らしてはいけますが
なぜそうなってしまうのかという疑問があります。

私は教育格差が原因ではないかと思います。
地方になればなるほど、教員不足の問題があったりします。
また、大手予備校は田舎には存在しません。
もちろんビジネスですので、少子化・過疎ではもうけがでないというのもあるでしょう。

そして、大学進学率も地方のほうが都市部より少ない傾向があります。
現に私は愛知県の田舎出身ですが、友人は大卒のほうが圧倒的に少ないです。
それでも家庭を築いて、幸せに暮らしているのでいいです。
しかし、もう少し機会が平等であってもいいのではないだろうか。

教育の機会の平等性が失われているのではないか。
結果、質のいい教育が受けられない、志高い環境に身を置けない。
格差は広がるばかりで、地域も活性化しない。

と思うのであります。

今、フリーに動けるので
その課題を解決する事業を起こしたいと思っています。

教育の未来:問題解決能力の重要性

一生懸命にやったら物事うまくいく!
のは高校生までです。

それを大人は子どもに教えなくてはなりません。
社会は、工夫もなくがんばっているだけでは思うような成果はでません。
なぜなら相手がいるから。

高校生までの学業は自分一人で行うものです。
でも仕事となると相手がいる、その相手も一生懸命やっているので
考えなしでは自分一人が気持ちよくなることはないのです。

ここが大事だと思うのです。
なんだか長くなりそうなので、今日は結論だけ(笑)

教育において必要なことは、問題解決能力を高めてあげることです。
そのために、いろんな気づきを与えてあげること。

なんでも教えてあげる、とか、やってあげることは子どもの将来をつぶしているのと同じです。
大人の自己満ですね。

だからこそ、公教育はもっと開かれた場所になるべきではないか。
昔から引きずっている聖域という幻想はもはや現代では通用しない。

地域が子どもの未来のために行動できるような仕組みづくりが必要だと思う。

学校では教えてくれない勉強のコツ

時代は変化し、高速化がすすんでいます。
動画などを倍速で再生するのが普通になっていたり、学校現場では1コマ当たりの授業時間を短縮しようという動きがあることも事実です。

一定時間落ち着いて机に向かうということができなくなってきているのだと推測します。
であるならば、現状を嘆くのではなく、現状の課題や実情に合わせて自身を変化させることが成果を出すコツです。

実際に
「どうしても集中できない」
と相談されることは多くありました。

その際、生徒に伝えていたのは
「3つ変えなさい」
ということです。

1、教科を変える
2、環境を変える
3、姿勢を変える

の3つです。
勉強する部屋や場所を変えたり、体の向きを変えるだけでも気分は変わります。
大事なのは気分を変えるということです。
そうすることで、再度スイッチが入ります。

少しずつでも問題を解く時間を伸ばせるように様々工夫が必要です。

さて、新年度がもうすぐ始まります。
私自身も大きな目標をもって、がんばります!

教え子たちへの思い

高校入試や大学入試の結果が出てき始めて、教え子たちの活躍がうれしい反面、悔しい結果の生徒もいます。

第一志望に届かなかった生徒や保護者からどのような言葉をかけられますか。

と質問されることがあります。

生徒からは
ごめんなさい

保護者からは
ありがとうございました

が多いです。

私はすばらしい生徒、保護者に囲まれて職務をまっとうできております。
ありがたいなと思う反面、悔しい結果だと自分の力不足を嘆く瞬間も多くあります。

入試は人生において大きな岐路ではありますが、通過点にしかすぎません。
結果を見て、目標に向けて過ごしてきた日々に価値を見出せるような受験にしてあげたいといつも思っていました。

受験の結果がでれば、もう来年度の入試に向けて気持ちを切り替える時期でもあります。
志望校はいつ決めたらいいの
と相談にくる生徒もいますが、早ければ早いほど良いです。

スポーツではフライングは失格ですが、受験においてはフライングした生徒が勝ちます。
行きたいと思える志望校が見つからないのであれば、行けると思えるところより2ランク高いところを見ましょう。
1年あれば十分間に合います。

勝負は1学期です。

では。

福岡の願書出し忘れに関して私見

まず、ニュースを初めて知った時
お役所仕事やなぁ
と思いました。

受験を認めてあげることはできなかったのかと、第一印象で思いました。

その後いろんな評論家が
「生徒に責任はない」
と発言していたことに共感です。

でももうかなり動きが遅くなってしまったので、結局受験できないのかなと思います。
生徒たちは、この恨みにも似た感情を次の機会に晴らすことに気持ちを切り替える瞬間を作らなくてはなりません。

この激しい感情は上手にコントロールできれば、大きな原動力になることは間違いありません。

ただ、役所に言いたいことは
めんどくさがるな
ということです。

同じ入試を解かすのが不平等になるのであれば、問題を作り直せばよいです。
私も模試の問題を作成していたので、大変さは理解しています。
が、本気になれば10日で作成できます。

一部の大人が、イレギュラーな事態の対処をめんどくさがって
子どもに迷惑がかかるのは納得できません。

不測の事態、問題が起きた時こそ大人の本気を見せる時ではないのでしょうか。
かっこいい背中を見せてほしいものです。