経験談

元塾講師のつぶやきブログ

続・効率のいい学習

自分の弱点を正しく把握することです。

ただ、これができるようになるためには分量を多くとらなくてはいけない時期が必ずあります。
量をこなすことで、無駄をそいでいく力が育まれるのです。
野球の素振りでも、最初は力いっぱい振っていたのを、量をこなしていけば
正しいフォームを力まずにできるのと同じです。

加えて、トップスピードで問題を解くことに慣れることも重要です。
試験ではみな、素早く解いているはずです。
本番と同じクオリティの練習を目指すと力が付きますし
何より時間も無駄にしません。

【自分の弱点を正しく把握する】
受験生であれば、この教科のこの単元が苦手だと明確に言えるようになっていると、成長が早い印象があります。
例えば、数学の関数で式を求めることはできるけど、直線であらわされた図形の面積を求める問題が苦手など、具体的にわかっていると、対策もしやすいです。

定期テスト勉強においては、暗記がメインになりますが
この単語が頭に入りにくいというのは、覚える回数を増やしているとでてくるものです。
それを把握して、何度も繰り返しその部分を暗記するなどするとやはり効率がいいです。

今日は久しぶりに勉強法について書いてみました。。。

結構おすすめなのは
【ミスノート】
これを作ることです。
自分オリジナルの問題集ができるので、いいです。

教育で社会に貢献したい

やりたいこと
やってみたいことはたくさん思いつきます。

生徒指導で困っている先生方
勉強で悩んでいる生徒たち
家庭でのサポートがうまくいかない保護者の方

そんな人たちの相談相手になりたい。
自分の経験でもしも役立つことがあれば共有したい

そんな思いです。

私が感じていることは
公教育も私塾も、無理をしていると思います。

一生懸命な教師ほどプライベートがありません。
それでは教育の質は低下していく一方だと思います。

また、公教育の現場はまだまだ私塾を嫌います。
互いのいいところを取り込んでいけば、必ず生徒たちのためになるはずです。

補習は塾に任せることや、簡単なテストは作ってもらうなど
一緒になって生徒をより良いほうへと導いていければいいなと思います。

部活の地域移行ももっと加速して取り入れていくべきだと思います。

もちろん
学習指導や教材作成、部活の指導も全部自分でやりたいという先生もいらっしゃるでしょう。
私もどちらかといえば、そうです。全部自分でやりたいタイプです。

選択肢を増やすことで、利用したいときに利用できる便利なツールがあることが大事だと思います。
それが精神的にも肉体的にも楽にしていくと思います。

そんな社会をつくっていきたいと思っています。

部屋のお片付け

片づけや掃除、特に料理をすると段取り上手になれるなと
一人暮らしで感じるようになりました。

段取りをうまくすることは勉強にとっても、いやほかのことに対しても大事なスキルです。

勉強が苦手な生徒はその効率が悪い傾向にあります。

例えば、
勉強をしようと思ってもどの教材がどこにあるかわからない
模範解答が見当たらない
答え合わせをする際、都度その該当ページを開きなおす

普段から整頓していれば、
答えのページを伏せておけばすぐに解決するはずなのですが
本人は気づかないという場合も少なくありません。

ほんの数秒の違いかもしれませんが、塵も積もれば山となるです。

勉強だけでなく、普段の行動から効率を意識させるのは家庭でできるはずです。

私は居酒屋のバイトで学びましたが(笑)

お手伝いは必要?

多くの生徒を指導していく中で、とっても考えさせられた生徒もおります。

学校の定期テストには提出物がつきものですが、その提出物を期日までに提出できない生徒は一定数以上おります。

間に合わない生徒がほとんどだと思われるかもしれませんが
実はできていても提出自体を忘れてしまう生徒も一定数おります。

たくさんカウンセリングしていき、判明したのは
提出物の提出に意義を見出せないということが、なんとなくわかってきました。
自分が損をすることに、痛みを感じないタイプです。
怒られなれてしまったというか。
せねばならないことだから、できて当たり前ではなかったのです。

強制してもできるようになりませんので、できたときにとにかく一緒に喜ぶということを徹底しました。
すると、次第にできるようになっていきました。

つまりせねばならないことが、誰かのためになるというか、喜ばしいことなんだと感じるようになったのだと思います。

前置きが長くなりましたが、表題のお手伝いは以上の理由から必要だなって思います。

小学生の間は、比較的子どもが言うことを聞きますし(笑)
時間的余裕もあるので、何かしら役割を持たせている家庭も多いと思います。
それが、中学生にあがって部活も大変だからといって、外してしまう人もいますが

もったいないです。

約束を守ること、誰かのために行動すること
できなければ迷惑がかかること

社会に出ても必要なことです。
お手伝いから学んでいければ、例としてあげた提出物などもしっかりやって当たり前になり、自分のためにもなっていると感じて、自立につながっていくのだと思います。

やってもらった側も、やってもらって当たり前ではなく
「いつもありがとう」
と伝えられれば、良いですね。

加点主義の教育を

自分でも強く認識する性格があります。

天邪鬼

私はそうだなーと思います。

したしい仲の人には、少し意地悪したくなってしまいます(笑)
たまにやりすぎたなって反省もします。。。

慣れてきた間柄になると、なんだかその人のいたらないところとかに目がいってしまいます。

教育や子育てもそうだなって思います。
子どもが小さいときは
「あんよが上手。あんよが上手。」
少しでもできるようになったことを満面の笑みで迎えていた。
幼稚園のときに一生懸命描いた、さほどうまくもない絵を(笑)
「とっても上手ね!」
って言っていた。

でもいつしか
「宿題やったの?」
「なんで片づけられないの?」
とか、否定的な減点主義な見方が多くなってきます。

子どもはいつでも親にほめて認めてもらいたいものだと
この指導経験の中でも感じていました。

私自身も長く指導している生徒に対して、認めてあげる場面よりも、どこか指導しなくてはならない点ばかり探してしまう瞬間がありました。
そんな時は、一度深呼吸です。

子どもの自己肯定感を高めるためには減点主義ではなかなかうまくいきません。
自信が育たないからです。
ひどいと無気力になってしまいます。

とはいっても、思春期を迎えたわが子にいまさら
気恥ずかしいときもあります。

そんな時は
お疲れ、よくやったねなどのねぎらいの言葉だけでも大きな力になります。
または、信頼できる第3者を利用するのも手です。

子どもたちがみな、夢希望を語り、一生懸命楽しめるように育てていきたいなって思います。

効率のいい学習

よく、
「効率よく勉強したい」
と勉強法を教えてほしいと相談を受けます。

確かに過去指導していた生徒で、中学校の定期テストで学年順位1位をとりつづけて、現役で京都大学に合格した生徒がおりました。
その生徒は水泳の背泳ぎでもかなりの実力者で、かなり忙しい生活を送っていました。
その生徒に、普段どれぐらい勉強しているのか聞いてみたことがあります。「15分です」
と答えたのです。
私はびっくりしましたが、まじめな顔で答えていたので、真実なのだと察しました。

もちろん、テスト前はもう少し増やしていたと思いますが、いわゆる「効率のいい」勉強をしていたのでしょう。

ですが、思うのです。
効率のいい学習なんてないと(笑)

言い方が過激でした。。。。
一朝一夕で皆の思う効率のいい学習にはたどり着けないということです。
やはり、最初はがむしゃら期、つまり量をこなさなければならないと思うのです。
その中で、自分に合った方法を見つけ出すと思います。
無駄をそいでいくイメージです。

長年生徒を見てきてそう感じます。

すべては心が決める

世の中で変えられるものって、そう多くないなって思います。
嫌なことなんて、世間ではたくさんあります。

嫌な上司、同僚、後輩、得意先などなど・・・
きっとあらゆる種類の、変わってほしいなって思うものってあります。

私も嫌な保護者や嫌いな生徒の一人二人いました(笑)
でもあるとき気づいたのです。
「嫌いだと思っていても、その人は変わらない。」
「なら、自分を変えよう。」
と。
めんどくさいなーとか、うっとしいなーって思う人にほど、優しくしたり、話を聞いてあげたりすると、向こうが勝手に心開いて、こちらに対してよくしてくれるようになるのです。

なんでも心の持ちようだなって、思いました。
楽しいな、わくわくするなって思うようにしていたプロジェクトはたいがいうまくいきました。

だからこそ、今私はターニングポイントにいるので
わくわくできる人生をおくれるようにしていきたいと思っています。