経験談

元塾講師のつぶやきブログ

ああしとけばこうしとけば・・・

最近の生徒は、なりたいものとかを大々的に表現するというのが減っている気がします。

これがほしいとか、何がしたいとかも言わない
(言えないのか、本当にないのか・・・)

私はさみしい気がします。
もちろん自分自身も、過去を振り返ってみて
「昔はあんなこと言っていた(してた)のは、恥ずかしいな」
と思うことはしばしば、いや多々(笑)

でも経験に勝る教科書ってないと思うんですよね。
昨今はマニュアルが多すぎて、成果が出ないことに対する嫌悪感がありすぎると思います。
結局マニュアル通りの人生なんて送れないし、社会って相手とのかかわりなので、その心情にマニュアルってないと思います。

だからこそ、若い時にトライ&エラーで
大きいことを口にして、行動して壁にぶち当たってほしいなって思います。
うまくいかないなって、本人が思い、なんとかしたいって本気になるから物事はうまくいきます。

「ああしとけば、こうしとおけば」
って思うことで、落ち込むこともあるでしょうが
それは悪いことではありません。
むしろ今、その課題について真剣に取り組んでるからこそ反省の念がでます。
ということはそこから目を背けなければ、次はうまくいきます。

私は10代のうちにそれを育ませる環境をつくってあげたいなって思います。
挑戦することのすばらしさとか、うまくいかないときになんとかしようとふんばる力
そんな目に見えないものを、しっかり教育していける環境を。